初めまして、春日駅から徒歩4分の場所にある鍼灸整骨院からだLaboです。
今回は「必ず役に立つ膝のテーピング法」です。
臨床の現場でも膝のテーピングの貼り方や貼る意味などについては良くご利用者様と話す機会が多くあります。
伸縮性のテーピングの存在は皆さんご存じですが、伸縮性のテーピングには色々と種類があるのはご存じない方がほとんどです。
しかし、スポーツをする方や良くテーピングを貼る方は知っておくと非常に便利です。
春日駅から徒歩4分の小石川の鍼灸整骨院からだLaboでは
「テーピングは貼る目的と貼る意味」を理解していただくことが重要なことと考えています。
「テーピングの種類について」
まずテーピングについてですが、テーピングには伸縮性と非伸縮性に分けられています。
さらに伸縮性のテーピングはいくつかの種類があります。
例えば、〇硬い伸縮性のものから柔らかい伸縮性のもの 〇粘着性の強いものから粘着性の弱いもの 〇撥水性のものや非撥水性のもの
〇細いものから太いもの まで多種多様です。
非伸縮性のテーピングについては特に種類は少なくて、素材の強度の違いがあるくらいです。
「伸縮性のテーピングと非伸縮性のテーピングの使い分けについて」
「伸縮性のテーピングの使い方と用途にはいくつかあります」
〇筋肉疲労や筋肉の損傷などの回復を促進させるための貼り方と貼る目的
〇筋肉のサポート的役割(まだ損傷した筋肉の回復は不十分な場合、痛みを伴う状態の場合、筋力低下を補う目的)
〇関節や筋肉の動きの制限を作る目的(ある程度の固定的役割)
「非伸縮性のテーピングの使い方と用途について」
〇関節の動きの固定を目的とする
テーピングの目的と用途について
伸縮性のテーピングと非伸縮性のテーピングにはそれぞれの目的や用途に応じて使い分けをする必要がある
代表的な例でいうと
・足首の捻挫をして歩くと痛む、腫れている というような状態には、非伸縮性のテーピングを使用して関節を固定するのが一般的です。
・ふくらはぎの肉離れをした場合には伸縮性のテーピングを使用して筋肉をサポートして痛みを抑制させるのが一般的です。
今回ご紹介する膝のテーピング法は
① 階段の昇り降りで膝が痛む 時の貼り方
② 山登りに行くが、膝が不安な方、ランニングで膝が不安、またはやや痛む
など様々の場面でお役に立つテーピングの貼り方を紹介します
左の写真は2本貼りでランニングや軽度の山登りにおすすめです。(一般的には幅5cmで良いです)
貼り方について
膝を10度程度(わずかに曲げる程度)曲げる
お皿の下3~5センチから太もも真ん中まで
*ポイント① 角はやや丸くカット
*ポイント② 両サイド2センチは引っ張らないで他の部分は均等にテンションをかけてやや引っ張る
(テンションや引っ張る度合いは好みがあったり、個人差、脚力により異なるため何度か試す必要があります)
*ポイント③ お皿に少しかかるように
*ポイント④ 毛深い方は毛を剃らないと剥がれる恐れがあります(テーピングが浮いてしまうため)
*ポイント⑤ 踏ん張った際に膝周囲に少し抵抗やテンションを感じると良い(好みがあります)
右の写真は4本貼りで膝が不安定に感じる方や中度の登山などで膝を酷使する予定の場合
貼り方について
膝を10程度(わずかに曲げる程度)曲げる
お皿の下3~5センチから太もも真ん中まで2本(左の写真と少し異なります)
膝裏からお皿の下まで1周と膝裏からお皿の上まで1周
*ポイント⑥ ①と②と同じ
*ポイント⓻ 左の写真と同様ですが、まだ不安であれがもう1本2本足します
(左の写真の場合は膝の真ん中に1本 右の写真の場合はもっと安定感が欲しいなら後の2本をまったく重ねず半部ずらして貼る)
以上となりますが、初めて方は何度か練習が必要となるかもしれません、しかしこれは非常にシンプルな方法なのでお役立て下さい。
スポーツ選手にも貼っている方法なので様々な膝の痛みで役に立つことでしょう。
最後に、テーピングの剝がし方についてのポイント!!これは大事です!!
上から下に向かって剥がす
テーピングを引っ張らず、皮膚を上に引き上げながら剥がす
出来ればお風呂などでお湯に濡らしてかららおすすめです
今回テーピングの貼り方をご紹介するきっかけについて
今回テーピングの貼り方をご紹介することになったのは、テーピングの貼り方の問合せが多かったため や
YouTubeなどでのテーピングの貼り方が一般の方には難しいという声が多数あったためです。
個人的に重要だと考える、「テーピングを貼る目的と意味 や 伸縮性テーピングの種類、 貼る時の姿勢 剥がし方」などについての説明やメッセージが必要ではないかと考えられます。
テーピングの貼り方や固定などで、ご要望がありましたら、
春日駅から徒歩4分の鍼灸整骨院からだLaboにご相談下さい。