小石川の鍼灸整骨院からだLaboが手のしびれ、痛みでお悩みの文京区春日の女性の例を紹介
2週間前から手のしびれや痛みでお悩みの女性
昨年から春日のご自宅で在宅勤務をしているが、自宅での仕事環境は机や椅子といったものはなく座椅子で長時間パソコン作業をしているとのことでした。
肩こりや腰痛は以前から辛さを感じていたようですが、2週間前から突然右腕や右手にしびれや痛みが出始めてきて、仕事にも集中出来なくなってきたため鍼灸整骨院からだLaboに来られたようです。
状態を確認すると、右肩から首の筋肉が非常に硬くなっていたり、なで肩や右肩が巻き肩と呼ばれる(前に丸くなっている)状態でした。
日常の座椅子での姿勢の影響から腰から背中、首までが丸くなっていたため、その延長で肩が巻き肩となっていたと考えられます。
手のしびれ、手の痛みに対する施術について
施術は右肩から首の周囲の筋肉を和らげることと、丸くなっている姿勢を正すこと、歪みを矯正することを目的に行いました。
電気療法や鍼、矯正を行い、3回目の施術後から手のしびれや痛みが軽減してきたと実感されてきました。
結果的には5回目の施術後に右腕や右手のしびれや痛み、重ダルさなどは解消されました。
その後は2週間に1度はメンテナンスやケアとしてお越しいただいております。
「手のしびれ」について担当者のコメント
現在、多くの方が在宅勤務をされていますが、自宅でどのような環境で仕事をしているかは個々に異なります。様々な環境条件があると思いますが、、長時間の不良姿勢は身体にとって良いものではありません。今回の女性は座椅子で仕事をしていたため猫背姿勢になったとこが要因になったと考えられます。
「胸郭出口症候群」をご存じですか?
「胸郭出口症候群」とは、何らかの要因で神経や血管の流れが悪くなり腕や手にしびれや痛みなどが起こる疾患です。。
「胸郭出口症候群」について少し紹介すると・・・
なで肩の女性や、ストレートネックの方、重いものを持ち運ぶ労働者が比較的なりやすい疾患です。
つり革につかまる時や、物干しの時のように腕を挙げる動作で上肢のしびれや肩や腕の、肩甲骨周囲の痛みが生じます。また前腕尺側と手の小指側に沿ってうずくような、時には刺すような痛みと、しびれ感、ピリピリ感などの感覚障害に加え、手の握力低下と細かい動作がしにくいなどの運動麻痺の症状があります。
鎖骨の下の動脈が圧迫されると、上肢の血行が悪くなって腕に違和感や重さ、痛みが生じます。
頚椎(首の骨)から肩、背中、腕、手に繋がる神経が数本走っていますが、頚椎の3,4か所から神経が出発してそれぞれどこの箇所でそれらの神経が圧迫を受けているか?
図の丸い緑の3か所のどこの箇所で神経が圧迫を受けているか?によって「胸郭出口症候群」は3つに分類されます。
「胸郭出口症候群」の分類
図をご覧いただくと、「斜角筋症候群」「肋鎖症候群」「過外転症候群」の3つに分類されています。
それぞれ神経(黄色)や血管(赤色)が筋肉(ピンク色)によって圧迫を受けることで、肩周囲や背中、腕、手にしびれや痛み、重ダルさ、筋力低下、筋委縮などの症状が生じやすくなります。
神経血管が圧迫される要因は主に筋肉の硬さによりますが、筋肉が硬くなったもともとの要因は猫背姿勢やなで肩、ストレートネック、重たいリュックを背負う、重荷を運んだり持ち上げある、歪みなどがあります。
これらの姿勢や動作、歪みが胸郭出口症候群を引き起こしているもともとの要因です。
このように、腕や手にしびれや痛み、重ダルさ、違和感があったり、鎖骨の周囲に凝りや痛みなどがありましたら「胸郭出口症候群」の可能性があります。
そのような症状がありました春日・後楽園から徒歩3分の鍼灸整骨院からだLaboにご相談下さい。