こんにちは。
文京区白山駅からすぐの小石川にある鍼灸整骨院からだLaboです。
踵の痛みでお困りの文京区小石川在住の40代女性、施術例。
長時間歩行での踵(かかと)の痛み
文京区小石川在住の40代女性が踵(かかと)の痛みがあり来られました。
2日前から踵の痛みが出始め、
お話を伺うと、犬の散歩で歩行した後から踵に痛みが出てきたようです。
1日2回で一時間ずつ散歩を長い間続けているとのことでした。
状態を確認すると、踵の外側あたりに少し腫れと熱感があり圧痛がありました。
さらにお話を伺っていくと、靴は外側がすり減ってしまうことが多く、体重が外側に乗ってしまっている状態で、少しO脚も見られました。
歩行時に外側に体重が乗ってしまい、踵の外側に負担がかかり続け、図にある踵の脂肪体に炎症が起こっていると疑いました。
以前に紹介させていただいた足底腱膜縁に似たような場所になるので見間違えてしまうことも多くあります。
脂肪体とは?
踵の周りには、踵骨下脂肪体といって脂肪がたくさん集まっています。
この脂肪体には、衝撃を緩衝する役割があります。
踵の痛みは、何かの影響で足底腱膜が伸ばされて過ぎて、腱や筋肉が傷ついてしまい炎症が起こるか、
若い人で慢性的な足底腱膜炎の人は、踵骨下脂肪体の厚さが減り、柔軟性も低下することが知られているので、脂肪で衝撃をやわらげることができないことが原因で起きています。
足底腱膜炎とは?
足底腱膜とは、踵の内側から足裏全体に広がる腱組織で、足のアーチを支えています。
歩きや走りにおいて、足底腱膜が伸ばされることによって繰り返される体重の負荷から、足のアーチを保つ役割があります。
なので、歩行時や走行時に痛みが出たり、動かした際に痛みが出ることが多くあります。
踵骨下脂肪体炎は、衝撃による痛みがメインになりますので、動作痛が出にくいものになります。
踵骨下脂肪体炎に対する施術
痛みが出たのが2日前でしたので、アイシングと電気療法(マイクロカレント波)を行いました。
炎症が起こっているので短くても3日間ほどは痛みが続くことがあります。
歩行時に踵の外側に衝撃が入ることによって痛みが出ているため、踵の外側に負担がかからないようにすることで改善していくことが出来ます。体重のかけるところを意識していただくようお伝えしました。
痛みがあり、かばって歩行するため、他の部分に負担がかかってしまいます。少し腰痛が出てしまったり、ふくらはぎの疲労が溜まりやすくなっていました。
なので、腰から下の筋肉に対してのアプローチも行いました。
3日後に再度来ていただき、初回と同様な施術を行い、外側に体重がかからないようテーピングでの処置をしました。
1週間後、負担がかからなくなり、元々あった痛みが消失し、痛みがあったことを忘れるほどになりました。
今後は、負担がかからないようO脚の改善、
歩き方が少し変化するため、引き続き腰から下の筋肉に対してアプローチしていきます。
当鍼灸整骨院からだLaboでは、スポーツでの怪我(スポーツ外傷・スポーツ障害)に対する施術を得意としています。
ラジオスティム(高周波温熱療法)や3DEMS、鍼などを行って、柔軟性の回復や筋力の回復を促進させる施術を行い、早期復帰に導くお手伝いをしております。
踵の痛みだけでなく、スポーツでの怪我でお困りの方は文京区白山駅からすぐの小石川にある鍼灸整骨院からだLaboにご相談下さい。