小石川の鍼灸整骨院からだLaboが膝の痛みで、腫れでお困りの文京区春日の女性の紹介
文京区春日在住の60歳代女性が膝の痛み、腫れでお困りとのことで来られました。
先日山にトレッキングに行ってから膝が痛むようになり、腫れも感じるようになった、とのことです。
特に階段の昇降時は痛みが強く困難のようです。
状態を確認すると、腫れ少しがあり膝の曲がり悪い状態でした。痛みは膝関節の内側を中心に全体的にありました。
滑膜炎と呼ばれる関節炎の一つと判断しました。また、やや変形性膝関節症も疑えました。
膝の痛み、膝の腫れ、違和感の症状と原因
膝の痛みや違和感、腫れなど、膝が痛い時に考えられる症状と原因について
膝痛・膝の違和感は膝関節に原因が・・・
1 変形性膝関節症などの関節軟骨がすり減る疾患
2 スポーツなどによる膝の酷使
3 イベント的なジョギングによる急な膝への負担
4 O脚・X脚の影響
5 生活での合わない靴
6 足元が不安定な地面
7 肥満・体重増加
8 太ももの筋肉の衰え
9 過去のケガの影響
膝の痛み・膝の腫れ・違和感は膝関節に原因が・・・
膝の痛みや違和感の原因は様々、長時間ふくらはぎやふとももの筋肉を酷使するような仕事やスポーツを続け、あまりケアをせずに膝を酷使してきた人は
膝の動きや膝関節の安定性に関わる構造の問題が生じる場合があります。
気づかないうちに膝へしわ寄せがいくケースでは、普段の「姿勢」が関わっていることもあります。片方の重心を移動させたまま立ち話をしたり、赤ちゃんの抱っこの際に腰へ乗せるような大勢をとったり、何気ない姿勢の癖によって、慢性的に体重のかかる部位が偏り、膝に余計な負担をかけてしまうことがあります。
長期間の負荷で起きやすいのが変形性のように関節軟骨の摩耗が激しく、結果的に痛みの発生につながる人もいます。
病気や生活習慣の中に潜む、膝痛、違和感の原因
1 変形性膝関節症などの関節軟骨がすり減る疾患
変形性膝関節症は膝への衝撃お吸収するクッション材である関節軟骨すり減って傷ついてしまい、日常生活でも膝に痛みを感じるようになる疾患です。多くみられる膝関節の疾患の一つで慢性関節リウマチなどの病気を除くと、膝の痛みの原因として説明をうけることが少なくありません。 軟骨の代謝異常などの体質の問題があると発生しやすいとも言われています。40歳代以降の女性n目立ちますが、スポーツで膝に負荷をかけてきた人たちにも見られね年齢を問わず発症する可能性があります。
膝の関節は、太もも部分にある骨(大腿骨)と膝下部分の骨(脛骨)が繋がるように位置しますが、膝への衝撃吸収が続き悪化すると、関節の変形へともつながり、膝を支える筋肉の働きもさらに低下していく恐れがあります。
2 スポーツなどによる膝の酷使
膝の痛みを予防するためには、下半身の筋力強化は大切です。しかし、注意をしなければならないことがあります。スポーツをしていると膝を動かす働きをする筋肉も発達していきますが、筋肉疲労を溜めたまま運動を継続した場合や、過度に体を動かし続けた場合などは、膝への負荷が増してしまい、膝の痛みへのリスクが高まることがあります。
競技によっては特定の筋肉が反復して酷使され、膝への負荷がかかることがあります。試合前で練習頻度が多かったり、トレーニングの時間が長引いたりして疲労回復の時間が足りない、といったケースもあります。その疲労が解消されずに再び運動を始めると、膝を支える筋肉や靭帯へに負荷が増し、関節軟骨の摩耗を早めることに繋がります。
3 イベント的なジョギング、自転車、登山
趣味でジョギングを長年続けている人で、膝に痛みを感じると、「長い間のジョギングで、膝に負担が生じたかな?」と想像するかもしれませんが、期間が長くてなくても、膝へ負担のかかる条件が揃えば
短時間のうちに膝に症状が表れることがあります。例えば、ジョギングやウォーキングを始めたばかりという人、久しぶりの山登りをしたという人などは、少ない運動回数・短時間でも膝に不具合に見舞われることがあります。このような運動によって、普段あまり使われていない筋肉がいつも以上に働くことで、筋疲労を起こすと、太ももふくらはぎ、お尻の筋肉などが一時的に硬く緊張し、膝を支える複数の筋肉の機能バランスが崩れて痛みを起こすことがあります。
4 O脚・X脚の影響
腰や骨盤、股関節周りの筋肉バランスが悪く、後天的にO脚やX脚になってしまった場合、O脚では内側へ、X脚では外側への負担がかかりやすくなり、膝の痛みへ発展することがあります。
O脚やX脚が進行すると変形性膝関節症に進行してしまい関節軟骨がのすり減りも進み、骨と骨の隙間が狭くなっていくことが予想されます。するとその結果、膝が曲げにくくなったり、伸ばしにくくなる恐れが考えられます。
5 生活での合わない靴の使用
サイズが合わない靴や、ハイヒールを無理して履き続けていると、足指の関節に徐々に負荷がかかり、外反母趾や土踏まずのアーチが下がる偏平足になることがあります。靴底のヘリ具合で左右差が大きい場合、その靴を履き続けることで、足元の不安定性につながり、膝への負担へとつながることもあります。
靴の中で足の指があたり、足指が痛い場合や、靴底のクッション性が悪く、足部痛を感じる場合、足の痛みを庇いながら歩くと、歩行時の体重分散にも影響を及ぼします。体重のかかる部位が変化すると、太ももやふくらはぎの筋肉が疲労し、膝への負担が強まる恐れがあります。
6 足元が不安定な路面状態
砂利道など足元の不安定な状態の場所を歩いていると、不意にあしを滑らせて転びそうになることがあると思います。こと時ひ膝の関節へ捻るような方向の負荷がかかると、膝を痛めてしまうことがあります。
スポーツのトレーニングメニューや競技の中で、横に動いたり急に立ち止まったりするような動作でも、捻りの負荷がかかり痛めることがあります。またあぐら姿勢や横座りをする時も要注意です。
7 肥満・体重増加
「減量したら膝の痛みも改善された」という話を聞いたことはありませんか?肥満や急な体重の増加は、膝の痛みを引き起こすリスクが高まります。
歩くだけでも、自分の体重の約3倍の重みが膝へかかるのですが、もし10キログラム体重が増えてしまった場合、膝への荷重は約30キログラム増加ということになってしまいます。肥満により運動が億劫になると、膝を支える筋肉も衰え、膝には非常に良くない状態が続くことになることもある。
8 太ももの筋肉の衰え
膝の曲げ伸ばしをスムーズに行い、あらゆる活動において膝への負荷を和らげるためには、太ももの前・後面にある複数の筋肉の正常な働きが必要になります。
運動不足により筋力不足になったり、日頃の暇な姿勢や疲労などの影響で太ももの筋肉が低下したりと、太ももの筋肉がベストな状態が維持出来なくなる要素は日常生活す習慣の中にも沢山あります。また怪我や病気などで寝たきりの状態が続いた後も膝を支える筋肉が低下することがあります。
9 過去の怪我の影響
過去にスポーツによる怪我や交通事故などで大きな膝の怪我をして靭帯を損傷したり半月板を損傷したり、また膝付近の骨折で関節軟骨が傷ついてしまった場合は、後々に変形性膝関節症になったりと、膝の不調を誘発しやすい状態になることがあります。
怪我自体は治っていても、関節軟骨の修復は不十分で本来の機能まで回復しない場合もあり、膝関節が不安定になる要素が残るかもしれません。
また膝関節が冷えたり、仮に不安定な状態でハードな運動を繰り返すと膝関節は腫れたり、痛みがでたりすることがあります。
春日、後楽園周辺で膝の痛みや膝の腫れ、曲げ伸ばしがお辛いなどありましたら
春日・後楽園から徒歩数分の鍼灸整骨院からだLaboにお任せ下さい。
現在の膝の状態や状況を把握して痛みのない膝への施術を行います。