こんにちは。
文京区白山からすぐの小石川にある鍼灸整骨院からだLaboです。
膝の痛み
文京区白山在住の女子高校生が膝の痛みで来られました。
長年、器械体操をしていて前日から膝の痛みが出始めたとのことでした。
1年前に同じような膝の痛みがあったが、ここ最近ではなかった。
状態を確認すると、
屈伸は出来るが痛みが伴い、特に立ち上がる際に膝の痛みが強く出現する。
痛みが出る部位は膝の内側で鵞足という部位にありました。
少し腫れがあり、圧痛が見られましたので、鵞足炎の疑いがあります。
鵞足炎とは?
鵞足とは、縫工筋・薄筋・半腱様筋の3つの筋肉が付着する部位になります。
3つの筋肉が同じ部位に付着するため負担はかかりやすく、アスリートや運動競技者には痛みが起こりやすい部位になっています。
痛みが出てしまう原因としては、オーバーユース(使い過ぎ)、3つの筋肉の柔軟性の低下、運動前後のアップやケアの不足になります。
これらの筋肉の柔軟性が低下し、膝の曲げ伸ばしや膝から下を捻る動作で筋腱と付着部で摩擦が起こってしまうことにより炎症が起き鵞足炎となります。
鵞足炎に対しての施術について
痛みが出始めたのが前日になりますので、急性になります。
アイシングと3D MENS(マイクロカレント)で炎症を抑えていきます。
上記の3つの筋肉の柔軟性を得るために手技やはりと立体動体波(高度な機器)で行なっていきます。
炎症が落ち着き次第、ラジオスティム(高周波温熱機器)で筋肉の柔軟性をより高めていきます。
今回は、2週間後に試合があるとのことでしたので、運動の強度を確認しながらの対応になります。
軽度であれば早期の改善が可能になりますが、連日の練習により負担がかかってしまいます。無理に運動を行ったりすると、次の日でも痛みは出現しますので、運動後のストレッチとアイシングを欠かさないように指導しました。
状態を確認しながら、テーピングやサポーターなどを利用し、出来るだけ患部に負担がかからない状態を作っていきます。
負担がかからないようにするために、膝だけでなく、股関節や足関節などの状態も確認します。
足関節や股関節の可動性が低下していれば、そこが原因で痛みを引き起こしてしまいます。
試合が終わるまでは対処療法がメインになりますが、終わった際には筋肉のトレーニングなどを行い改善を目指します。
当鍼灸整骨院からだLaboでは、スポーツでの怪我(スポーツ外傷・スポーツ障害)に対する施術を得意としています。
ラジオスティム(高周波温熱療法)や3DEMS、鍼などを行って、柔軟性の回復や筋力の回復を促進させる施術を行い、早期復帰に導くお手伝いをしております。
鵞足炎(膝の痛み)だけでなく、スポーツでの怪我でお困りの方は文京区白山からすぐの小石川にある鍼灸整骨院からだLaboにご相談下さい。