こんにちは。
文京区白山駅からすぐの小石川にある鍼灸整骨院からだLaboです。
膝の痛みでお困りの文京区白山在住の30代女性、施術例。
運動後の膝痛
文京区白山在住の30代女性が膝の痛みで来られました。
数年前から膝の痛みがあったが、最近になり痛みが強くなってきたとのことでした。
運動後に痛みが強くなったり、日常生活の階段の昇り降りで痛みがありました。特に昇る際に痛みが強いとのことです。
状態を確認すると
図の赤い部分に圧痛があり、特有の伸ばした際の痛みが強く見られました。
膝蓋下脂肪体炎
膝のお皿の裏側に膝蓋下脂肪体という脂肪組織があり、膝のクッションの役割と膝の内圧を一定にする役割をしています。
膝蓋下脂肪体炎はその脂肪組織の炎症で、お皿の内側、外側、下側に強い痛みが出現します。膝蓋下脂肪体の炎症が長引くと、脂肪組織が増殖し、お皿の下がふくらんできます。
外傷や繰り返しの刺激によって、膝蓋下脂肪体は微細損傷や炎症が生じ、線維化して柔軟性を失います。
柔軟性が失われることで、膝の曲げ伸ばしがスムーズ行えなくなり、関節に脂肪体が挟み込まれたりして痛みや違和感を生じるのです。
膝蓋下脂肪体は、曲げた時よりも伸ばした状態の方が痛みを生じやすいのが特徴です。
膝蓋下脂肪体炎に対しての施術について
患部の炎症が強く(痛みが強いとき)、熱を持っている場合はアイシングと電気療法(高周波、マイクロカレント)をします。
運動後などに痛みがある際には、ご自宅で10〜15分程度アイシングをして、1~2時間程度間隔をあけてまたアイシングを行うというのを繰り返します。
膝蓋骨の可動域の改善、筋肉の柔軟性を得るために、ラジオスティム(高周波温熱機器)や電気療法、はりや手技を行います。
大腿部や下腿部のストレッチを行い、膝にかかる負担をできるだけ減らしていきます。状態に応じてテーピングやサポーターなども使用します。
初診時は、電気療法(マイクロカレント)と手技によるアプローチをメインで行いました。
プラスで、太ももの前の筋肉が上手く動くよう、抵抗運動や軽いトレーニングも行いました。
近いうちに大会などがあるとのことなので、できるだけ痛みを落ち着かせることに重視し、練習の際にはサポーターやテーピングで制限をかけ負担がかからないようにしていきたいと思います。
膝蓋下脂肪体炎に対する施術スタッフからコメント
当鍼灸整骨院からだLaboでは、スポーツでの怪我(スポーツ外傷・スポーツ障害)に対する施術を得意としています。
ラジオスティム(高周波温熱療法)や3DEMS、鍼などを行って、柔軟性の回復や筋力の回復を促進させる施術を行い、早期復帰に導くお手伝いをしております。
膝の痛みだけでなく、スポーツでの怪我でお困りの方は文京区白山駅からすぐの小石川にある鍼灸整骨院からだLaboにご相談下さい。